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2004年 07月 15日 ( 1 )

誉め殺しオジサンの畑の野菜は、妙に元気がない。元気がないというよりも、
今や、風前の灯だ。

ほとんどの人の畑から、サクサクと収穫(エンドウや大根など)できているのにもかかわらず、誉め殺しオジサンの畑の野菜は、収穫するには程遠い大きさだ。どの野菜を見ても、私の畑の半分くらいの背丈しかない。キュウリに至っては実を付ける前に既に枯れている。唯一、オジサンの畑で取れている野菜といえば二十日大根のような ショボい 小さい野菜ばっかりだ。

以前は私と出会うたびに、有益・無益、色々取り混ぜたアドバイスをしてくれていたのだが、近頃は自分の畑と周りの畑の、あまりの風景の違いに、すっかり滅入ってしまったようで、畑の野菜以上に、オジサンがしょぼくれてしまった。今朝なんか『どんな肥料をやってるの?』 と、この私に質問までする始末だ。

思うに、オジサンの畑は肥料が足りない。最初の土作りの段階で、すでに何かが足りないと思われる。もしかしたら、堆肥をケチったのかも知れない。連作障害も出ているのかもしれない。化成肥料ばかり使って土地が痩せてしまったのかも。元肥や追肥もきちんとやっていないのでは?と、オジサンにアドバイスしたい気持ちは山々なのであるが、いくらなんでも、そんな偉そうなことは言えない。

あぁ、でも言いたい。ホントは言っちゃいたい。

あれほど私にアドバイスをしていたのだから、オジサンはベテランだと思っていた。
しかし、オジサンはホントにベテランなのだろうか?もしかしたら、私と同じ程度の
シロウトだったのではあるまいか?

いや、私以下の。

今日、オジサンが畑を後にする時、私に言った。涙目で。
『すっかり勝負はついてしまったようですね…』
私と勝負していたとは知らんかったよ、オジサン。
by mintbox1 | 2004-07-15 11:51 | 畑仕事 | Comments(7)